2005年11月07日

11/6(日)アビスパ福岡戦(三ツ沢球技場)

 後半の開始前後から雨が降り出した。それは、傘を持っている人たちまで駅の軒下で雨宿りをしてしまうほど、夕方から夜にかけていっそうその強さを増していく。はやく家に帰って、できるだけ外に出たくない。今日の天気は負け試合が似合うのだ。しかし、我々は完勝した。三対一のスコア。得点はオーストラリアへと期限付き移籍をするカズのPKと、内田のミドル二つ。一ヶ月以上ぶりの勝利だし、ほんとうはもっと気持ちを外にだして大喜びしたいのだが、この冷たい雨に包まれる天気の中では深く潜る深海魚が海底を照らす煌々とした光のように、喜びは静かに深く心の中で燃えている。それは、今週の格上のJ1ガンバ戦、そしてまたの週末の試合まで続いていくのでは、というかすかな期待感へと変わる。
 今までのは何だったのだと思うほど、完成されたプレスサッカー。福岡ボールのDFからの球回しが始まると、すぐに吉武、北村の前線のサイドがボールに詰めていく。グラウシオにマンマークで河野をつけ、トゥイードがラインを思い切って上げていく。「ラインを中盤をコンパクトにする」という口でいうのはたやすいが、実際の完成形を見るのは難しい戦術が悠然とその姿を現した。前線と最終ラインを狭くしたワナの中に入った福岡ボールはパスが出た選手に渡ると、すぐに横浜の選手に追いかけられ、まるでそこが大きな鳥かごのように、内田、山口という捕獲者たちに面白いように釣り上げられていく。福岡の選手たちは苦し紛れにペナルティの外からシュートを打つしかほとんどできなかった。文句なしに今年のベストゲーム。二得点した内田は、J1クラスどころか代表クラスの活躍を見せた。特に背にしたDFを回転して抜いてすぐに足を振りぬいた二点目。ありゃあ大黒の十八番じゃないか!この形がいつでもはまるのならば、足達監督は留任してもよいような気がしてくる。それは、甘いのか今頃完成してももうすでに遅いのかはわからないが。
 サポーターたちに盛大なコールとマスゲームとビッグフラッグで送り出されたカズが、それに答えてなのか試合後雨が降りしきるさなか、もう一度ひとりで客席まで出てきてみんなと握手をしていた。風邪をひいてしまう心配もあるのにやってきた。サッカーの行動様式にたいして断然まっとうなカズだった。

(゚Д゚≡゚Д゚)<雨なので、字多めで書いていたら形式がおかしいわけだが。

 
posted by Hachimitsu at 00:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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